現状・問題点
現状
・弊社汎用機MZ-8BG 1台を使い研削している。
問題点1
・1回切削送りは280mm/minの為、長物(30m)などの研削時には多大な時間がかかる。
現状
・4方向の加工のため4回研削している。
問題点2
・上記表記と同じで4回切削には多大な時間がかかる。
現状
・最低速度が280mm/min
問題点3
・上記速度以下に落としたいが、機械左右にあるリール巻取り機・巻出し機がビビリを起こしてしまい、落とせない。
現状
・ビビリ解消の為、1ラインに12mを要する。
問題点4
・スペース的にラインを増やせない。
現状
・20年程前に海外製の2ヘッド研削盤を導入。
問題点5
・当時価格が5000万円。修理依頼をしたが4年待った。
その後、弊社製3ヘッド研削盤設計・製作着手
問題点1・解決
・3馬力仕様になった為、研削速度が格段に上がった。
問題点2・解決
・3方向が1度に研削できる為、切削時間が格段に速くなった。
問題点3・解決
・両サイドに新たにサーボ制御の巻取り機・巻出し機(下図)を設置したので、切削送り0~が可能になった。(尚操作盤は機械操作盤横に設置)
問題点4・解決
・両サイドサーボ制御の巻取り機・巻出し機を設置したので、ライン短縮が可能となり約6mで設置可能。
問題点5・解決
・導入コストは全てで約2500万円となり、修理も弊社にて完全バックアップ!
その他のメリット
・研削実験した所、中仕上げ面が非常にきれいで1工程削除できた。
・巻取り機・巻出し機にはクラッチが内蔵されており、巻取り・巻出しがボタン1つで逆転が可能。
・巻取り機・巻出し機の下部分にスペースが出来た為、物入れとして使用できる。
・奥行きスペースが従来より約1/3少なくなった。